03 本
FIRE生活移行後に、「自然」の近くに暮らすということ。 それは私の一つの目標ではあるけど、色々と障壁があるのも確かだった。 住居費は抑えられる可能性はあるが、移動も大変だろうし、日常生活に大きな制約が課せられる可能性もある。 そのような中で、こ…
FIRE生活に移行したからと言って、そのまま田舎に移住するのはあまり現実的な選択肢ではないのかもしれない。 その田舎に馴染めるかどうかもあるし、そもそもとして都市に暮らすことと比較して、多くの制約を受けてしまうことも容易に想像できた。 買い物に…
私の人生目標の一つに「自然の近くに住む」というものがある。 私自身は横浜市出身だったが、都会にある普通の住宅街という場所でずっと過ごしてきた。確かに近くに公園はあったけど、人工的な小さな自然がそこにはあるだけだった。 現時点では、「自分のや…
最近、一冊の本を読んだ。 『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』 高橋ユキ著 2013年に山口県の限界集落で実際に発生した、ある殺人事件についてのノンフィクションとなっていて、本紹介には次のように書かれている。 『2013年の夏、わずか12人が暮らす…
昨日、一冊の本を読み終えた。 「一億円のさようなら」 白石一文著 いつものように図書館で借りて読んでいた本だった。 白石一文の父は白石一郎という名の作家で、1987年に直木賞を受賞している。そして白石一文自身も2010年に「ほかならぬ人へ」と…
「セガ vs. 任天堂――ゲームの未来を変えた覇権戦争」 自分がやりたいと思えること、そして自分が得意なこと。 それが仕事に結びつき、その仕事の結果として大きな成果を収める。 この本の登場人物であるトム・カリンスキーは、そのような働き方をしていた。 …
「セガ vs. 任天堂――ゲームの未来を変えた覇権戦争」 セガアメリカのCEOに就任したカリンスキーは、マーケティングという自分の強みを最大限に活かし任天堂からシェアを奪っていく。 自分の部下を鼓舞し、セガ本社との難しい折衝をこなし、そして「ソニック…
6月の後半、ある二冊の本を読んでいた。 セガ vs. 任天堂――ゲームの未来を変えた覇権戦争 ブレイク J ハリス (著) 上下巻で分かれていて、上巻で404ページ、下巻で440ページというかなり分量の多い本で、上下巻読み終わるのにそれこそ二週間近くかか…
「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」森功著 この本に、「積水ハウス地面師詐欺事件」について一つ興味深いエピソードが書かれていた。 この事件は大企業である積水ハウスが地面師詐欺にあってしまい、55億円も騙し取られたものになる。 積水ハ…
少し前に、一冊の本を読んだ。 「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」森功著 社会の裏側で跋扈している「地面師」という詐欺集団をテーマにしたノンフィクションの本。 地面師というと、2017年に発生した「積水ハウス地面師詐欺事件」が有名だ…
1990年に発生した「足利事件」。 「殺人犯はそこにいる」の著者である清水潔氏は、取材の中でその事件の真犯人(と思われる人物)を突き止めたという。 その情報を警察にも流したのだけど、結局それでも警察は動くことはなかった。 なぜ警察は動かなかっ…
一人の女児が犠牲となった「足利事件」。 その事件は1990年5月12日に、栃木県足利市で発生した。 その一年後、DNA鑑定結果が有力な証拠となり、菅家利和氏が逮捕される。 しかし、2009年にDNA再鑑定が行われ、犯行現場の遺留物から検出されたDNA…
少し前に一冊の本を読んだ。 「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」 著者は日本テレビの報道記者であった清水潔氏。 群馬と栃木の県境で発生した5人の少女の誘拐殺人事件。 その事件をテーマにしたノンフィクションの本だった。 5…
数日前から読んでいた「未来」という小説を、ようやく読み終えた。 著者は湊かなえ。 前回は同じ著者の「夜行観覧車」という小説を読んだので、引き続いて同じ著者の作品を読んでいた。 この物語は、小学生だった佐伯章子が、30歳になった章子と名乗る人物…
最近読んだ一冊の本。 「潜入ルポ amazon帝国」 著者はさっそくamazonの小田原物流センターにバイト申し込みを行う。 その物流センターではいくつかの派遣会社が労働者を提供しており、その中の一つの会社と面談を行う。 すぐに採用になり、その物流センター…
最近、ある一冊の本を読んだ。 本の題名は、「潜入ルポ amazon帝国」。 私は、会社というものについて描いたノンフィクションの本を読むのが好きだった。 私自身は新卒で企業Aに就職して、そして2018年に企業Bに転職した。 企業A、企業Bともに国内メーカ…
先日、一冊の本を読み終えた。 湊かなえ著の「夜行観覧車」。 図書館で色々な本の背表紙を見ていくなかで目が止まって、借りて読んでいた。 湊かなえについては、数年前に初めて読んだ「告白」の衝撃が大きくて、それ以来この作者の本を読むようになった。 …