FIRE生活に移行して、いくつかの基本戦略を設定している。
大量インプット。
大量アウトプット。
そしてフィードバックループ。
一番の起点は「大量インプット」になる。
物事を考えたり判断する上で、ベースとなる情報や知識がないと正確な判断ができない。そのように考えていたので、私は毎日の習慣の中でそれなり’優先度を上げて「インプット」を組み込んでいた。
まず、午後には2時間の読書時間を設けている。
25分を1セットにして、それを4セット行う。
読書に関しては、集中力を維持すること、そして気分転換を行うことを目的にして2冊の別のジャンルの本を交互に読むようにしていた。1冊目の本を25分読み、そして5分間の休憩を挟んでもう一冊の本を25分読む。それをひたすら繰り返す。
これは文字媒体のインプット。
それと並行して映像媒体のインプットもできるだけ習慣の中に組み込みたいと考えていた。
文字媒体には文字媒体の、そして映像媒体には映像媒体の良さがある。ビジュアルで、そして動きでもって表現できる映像媒体は、その点に関して文字媒体よりも優れていた。
映像媒体のインプットは、午後昼食後の25分、そして夜夕食前の25分を当てている。
本当であればもっと時間を使いたいところだったけど、それ以外にもやりたいことはたくさんある。なので、この50分だけは集中して映像媒体を見ようと考えていた。
映像媒体に関しては、基本的には録画したテレビ番組を見ている。
週の初めに、一週間の番組表を確認して私が少しでも興味を持った番組を録画予約する。そしてその撮り溜めた番組を、先ほどの50分間で見るのだ。
見る番組としては映画やドキュメンタリー番組が多かった。
この「興味を惹かれた番組を録画しておく」という習慣は、昨年末に会社をやめてFIRE生活に移行する前からあったものだったので、まだ見切れていない番組が山ほど残っている。
会社員時代は、録画をしていてもその番組を見る時間的余裕もなかったし、精神的な余裕もなかった。
結果として、未視聴の番組はどんどん溜まっていく一方だった。