ある人のFIRE日記

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ノンフィクション「潜入ルポ amazon帝国」を読んで(1)

 

最近、ある一冊の本を読んだ。

 

本の題名は、「潜入ルポ amazon帝国」。

 

 

 

私は、会社というものについて描いたノンフィクションの本を読むのが好きだった。

 

 

私自身は新卒で企業Aに就職して、そして2018年に企業Bに転職した。

企業A、企業Bともに国内メーカーだった。つまり、2つしか「会社」というものを経験していなかったし、それに「メーカー」という会社しか経験したことはなかった。

 

 

本であれば、様々な「会社」というものを知ることができる。

 

 

様々な種類の会社がどのように創立され、そしてどのように成長していったのか。

それを一つの物語として読むのが好きだった。

 

それに、現代社会の一面として、様々な「会社」について知るのも知識の幅を広げるという点で有用だと思っていた。

 

 

この「潜入ルポ amazon帝国」という本は後者に入る。

 

 

 

この本は、ライターの著者が小田原にあるamazonの物流センターで実際に働いた時の経験をもとに描かれている。

 

それまで著者は、会社で働く人たちの労働問題として「amazon」という会社に注目していた。

だけど、amazonという会社において日本法人にはほとんど権限は与えられておらず、全て米国の本社がコントロールしていた。それに、amazonという会社は自社の情報を外部に出すことに極端に抵抗するような会社だという。

 

取材申し込みをしても一切受け入れてはくれない。

 

それならば、実際に自分が働いてみればいい、それがこの本の起点だった。

 

 

欧米では「潜入調査」というものはある程度ポピュラーに行われており、著者はその知識も持っていたので、それを自分でやってみようと思ったという。

 

 

 

 

 

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