昨年の11月に会社という枠組みから離脱した。
12月、1月、2月、3月と会社に通うことのない日々を送っているのだけど、基本的には自宅作業の日々を過ごしている。
これでFIRE生活として一つの冬を越すことができた。
この生活において冬はどのような感じになるのか。それを実際に経験するというのは大きい。次の冬が来ても、その1回目の経験から、それがどのようなものになるのかを予想することができる。
これから4月、5月と春をやりすごし、そして夏を迎えることになる。
これからやってくる春は特に季節的に問題ない。
暑くもないし寒くもない。
過ごしやすい日々となるはず。
やはり、心配なのは夏だった。
私が小学生の頃は、夏休みということで7月の下旬から8月末まで、一か月以上の休みがあった。
その一か月は本当に色々なことをして遊んでいたし、それにお盆の時期に両親の実家(鳥取県にある)に帰省するのも楽しみだった。そのような色々な行事があったから、それこそその一か月の休みは本当にあっという間に過ぎて行った。
だけど、FIRE生活における夏は少し毛色が変わってくる。
別に楽しみとしている行事はなかったし、ただ暑い中をひたすらルーティンワークを繰り返す日々を送ることになる。
例えば、今は運動や気分転換のために午後は一時間ほど外を歩くようにしている。
冬や春であれば、外を長時間歩くのは問題ない。
だけど、夏になると外に出るというだけで大変だった。
今の時代、35度を超えるような気温は当たり前だったし、部屋の外に出るだけで汗が吹き出した。そんな中を一時間も歩くのは苦行以外の何ものでもなかった。
外を一時間歩くというのは別に誰かに強制されるわけでもないので、外に出ることが極端に減ることも考えられた。
ただ、それだとずっと自分の部屋に閉じこもることになる。
それは精神衛生上も避けたかった。