ある人のFIRE日記

日々思ったことを書いていくだけのブログ

003 本

殺人犯はそこにいる(3)

1990年に発生した「足利事件」。 「殺人犯はそこにいる」の著者である清水潔氏は、取材の中でその事件の真犯人(と思われる人物)を突き止めたという。 その情報を警察にも流したのだけど、結局それでも警察は動くことはなかった。 なぜ警察は動かなかっ…

殺人犯はそこにいる(2)

一人の女児が犠牲となった「足利事件」。 その事件は1990年5月12日に、栃木県足利市で発生した。 その一年後、DNA鑑定結果が有力な証拠となり、菅家利和氏が逮捕される。 しかし、2009年にDNA再鑑定が行われ、犯行現場の遺留物から検出されたDNA…

殺人犯はそこにいる(1)

少し前に一冊の本を読んだ。 「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」 著者は日本テレビの報道記者であった清水潔氏。 群馬と栃木の県境で発生した5人の少女の誘拐殺人事件。 その事件をテーマにしたノンフィクションの本だった。 5…

小説「未来」を読んで

数日前から読んでいた「未来」という小説を、ようやく読み終えた。 著者は湊かなえ。 前回は同じ著者の「夜行観覧車」という小説を読んだので、引き続いて同じ著者の作品を読んでいた。 この物語は、小学生だった佐伯章子が、30歳になった章子と名乗る人物…

ノンフィクション「潜入ルポ amazon帝国」を読んで(2)

最近読んだ一冊の本。 「潜入ルポ amazon帝国」 著者はさっそくamazonの小田原物流センターにバイト申し込みを行う。 その物流センターではいくつかの派遣会社が労働者を提供しており、その中の一つの会社と面談を行う。 すぐに採用になり、その物流センター…

ノンフィクション「潜入ルポ amazon帝国」を読んで(1)

最近、ある一冊の本を読んだ。 本の題名は、「潜入ルポ amazon帝国」。 私は、会社というものについて描いたノンフィクションの本を読むのが好きだった。 私自身は新卒で企業Aに就職して、そして2018年に企業Bに転職した。 企業A、企業Bともに国内メーカ…

小説「夜行観覧車」を読んで

先日、一冊の本を読み終えた。 湊かなえ著の「夜行観覧車」。 図書館で色々な本の背表紙を見ていくなかで目が止まって、借りて読んでいた。 湊かなえについては、数年前に初めて読んだ「告白」の衝撃が大きくて、それ以来この作者の本を読むようになった。 …