ふと気づけば、今週末からGWが始まる。
手元のカレンダーを見ると、今年は4月29日(月)が休みで、30日(火)から5月2日(木)まで平日を挟む。そして5月6日(月)が休みになっている。
間の三日間を働く人にとっては、中途半端な休みになる。
だけど、その三日間を有給をとって休む人にとっては4月27日(土)から5月6日(月)までの10日間にわたる大型連休になる。
会社員時代は、そのような連休の間のなか日は有給休暇を取得することが推奨されていたので、仕事でどうしても出なければならない理由がない限りは有給休暇を取得して大型連休にするようにしていた。
その休みが待ち遠しかった。
かといって別にその大型連休でどこかに遠出することは無かった。
このような大型連休で外に出かけたところで、どこも人が多くて混み合っているというイメージしかなかったし、そのような人ごみの中で神経をすり減らすくらいなら、迷わず自宅にいることを選んでいた。
それなのに、なぜそのような休日を心待ちにしていたのか。
ただ単に、「仕事」という現実から1日でも多く逃避したかっただけだったような気がする。
その大型連休の最終日に、
「次の日からまた、朝から晩まで自分のやりたくもないこと、苦手なことをして働き続けなけれならないのか・・・」
そんな現実に絶望してしまうとしても、それでも仕事から逃れられるその数日は本当に待ち遠しかった。
ただ、私は昨年末に会社員という立場を離れて、FIRE生活に移行した。
もう、そのような大型連休を待ち遠しく思うことも無くなっていた。