本を読む時は、その本に出てきたキーワードをマインドマップにまとめながら読むようにしている。
もともとは、本を読んでいる最中は読むことに集中したいということで、特にそのようなマインドマップへの書き出しもせずに読んでいた。
だけど、その本の内容を自分の中で整理しながら読み進めたいという思いもあって、その習慣を取り入れている。
やはり長い本を読んでいると、どうしても以前の内容は忘れてしまうし、一日経つとその直前に読んでいた内容も記憶が朧になることがあった。
前の内容を思い出すということでまた本のページを翻ってパラパラ目を通すのもいいのだけど、それでは効率が悪い。
色々と試行錯誤をした結果、「知識を整理しながら読む」という目的と、「後で思い出すことができるようにキーワードを書き出しながら読む」という二つの目的を兼ねるかたちで「マインドマップへの書き出し」を読書と並行して行うようにしたのだ。
始めはノートPCにキーボードで、本の中のキーワードを打ち込んでいた。
本を読んでいて記録しておくべきキーワードに出くわすと、本からノートPCに作業を移してそのキーワードをパチパチと打ち込む。そして打ち込み終わると再び読書に戻る。ただし、この方法では効率が悪い。
そこで現在私が行っているのが、「手書きによる書き出し」だった。
といっても、リアルの紙に書き出すわけではない。
リアルな紙だと紙の管理が面倒だし、ボールペンなどで書くことになるので書き間違えた時に修正ができない。
それならば、手持ちのiPadAirとApple Pencilを活用してやろう。
ということで、iPadAirのメモアプリにApple Pencilでマインドマップを書き出すという方法を取ることにした。
その方法であれば、本を読みながら、その下にノートを置くようにしてiPadAirを置いてしまえば、それこそリアルのノートに手書きで書き出すかのようにデジタルでマインドマップを書いていくことができる。
私自身としては「手書き」にも、ある種のこだわりがあって、iPadAirを活用することによって「デジタル」と「手書き」を簡単に組み合わせることができるのも気に入っている。