私が最後に会社という場所に出社したのが2023年11月22日。
それから約四ヶ月が経った。
もう四ヶ月も経ったんだ。
それが正直な感想。
思えば、あっという間の四ヶ月だった。
最終出社日は11月22日だったのだけど、実際の退職日は12月31日。
なので24年1月に入ってからは、退職にまつわる様々な作業をしていた。
例えば、健康保険や国民年金についての事務手続き。
会社から離れて自由業のような立場に変わったので、当然年金も第2号から第1号に変更になる。会社員だったときは、そのような事務手続きも全て人事部の人たちがやってくれていたのだけど、会社という枠組みから離れた以上全て私一人でする必要があった。自由を獲得するのと引き換えに、そのような義務を引き受けなければならない。
だけど、それでも私は自由が欲しかった。
何をして生きるのか、どこで生きるのか。
それを全て私自身が決められるような自由が純粋に欲しかった。
それをやっと手に入れたので、色々な事務手続きを私一人ですることなんて、別に苦痛でも何でも無かった。
1月はそれらの事務手続きをこなしながら、会社に通わない生活を構築していた。
自由を手に入れたからこそ、毎日をできるだけ規則正しく過ごす。
それは会社を辞める前から考えていたことだった。
別に何もせずに無為に過ごすために会社員という立場を離れたわけではない。「自由」を手に入れた上で、私のやりたいこと、得意なことを仕事にすること。それが最終的な目的なのだ。
1月中にそれらの事務手続きはほぼほぼ終わり、また、確定申告という重たい作業も3月頭に終わらせている。
これからは、私のやりたいことに集中して取り組める状況をやっと作ることができた。
私の人生において、これからが本当の意味での戦いなんだ。