昨日でGWは終わり。
途中の平日(4月30日から5月2日)を有給休暇を取得して休みにしていた人にとっては10連休の最終日だった。
まだ会社員だった頃の私だったら、そんな日は本当に鬱のようになって過ごしていた。
「明日からまた、朝早くから夜遅くまで会社で働かなければならないのか」
そんな現実を前にして絶望感に襲われていたし、また、その現実から少しでも目を逸らしたくて、それこそ下らない動画を見たりして時間をドブの中に捨てるようにして過ごしていた。
だけど、今の私にはそれはない。
もう
「明日から会社だ・・・」
と絶望することもなかった。
FIRE生活の中で、そのようなストレスもなかったし、鬱のようになって過ごすこともなかったし、絶望の中でひたすら現実逃避することもなかった。
私にとって毎日が休日でもあり、そして毎日が平日でもあった。
その日ですべきことは休日、平日関係なく設定していて、毎日、その日ですべきタスク、作業をそれこそ粛々とこなしていた。
ある意味では、毎日が「仕事」ということもできるかもしれない。
それなのに、なぜ今の私はそれをストレスもなく続けられるのか。
簡単な話だった。
今私がやっていることは、「私のやりたいこと」であり「私の得意なこと」だった。そこが会社員時代とFIRE生活との一番の差だった。
会社員時代は、私がやりたくないこと、そして私が苦手なことでも長時間にわたってやり続けなければならないのだ。理由は簡単。
「それが仕事だから」
ただそれだけ。
私はそのような生き方を心の底から憎んでいた。
そのような状態から一日も早く脱したいと願っていた。
「経済的自由を確立して、自分のやりたいこと、得意なことに集中的に取り組める状態を作ること」
それだけを目指していた。