ある人のFIRE日記

日々思ったことを書いていくだけのブログ

ドキュメンタリー番組を観るということ(2)

 

先日見たドキュメンタリー番組。

 

ノーラン・ライアン “伝説の投手”の真実」

 

メジャーリーグで数々の記録を持つ投手、ノーラン・ライアンにスポットを当てる。

 

 

 

 

ライアンは1966年、19歳でメッツでデビューする。

だけどメッツではそれほど大した成績を残せずに、1972年、エンゼルスにトレードされる。

 

そのエンゼルスで一人の投手コーチと出会う。

そのコーチの名前はトム・モーガンといった。

モーガンはライアンの欠点を見抜き、それを修正するためにライアンと一緒にフォームの矯正に取り組む。メッツ時代は、ライアンにそのようなことを言ってくれる人は一人もいなかった。結果が出ない中で、野球を辞めて故郷のテキサスに帰ることも考えていたという。

 

その一人の投手コーチとの出会いによって、ライアンの野球人生は大きく変わる。

 

エンゼルスの後は、アストロズ、レンジャーズとチームを渡り歩き、そして1993年、46歳になるまで現役を続けることになる。

 

 

 

 

そこに、人の出会いが持つ不思議さを感じた。

 

もし、エンゼルスでその投手コーチに出会わなければ、ノーラン・ライアンという名前は野球史に刻まれることはなかったかもしれない。

彼は、若い時に野球を辞めて、それ以降は普通の酪農家としてテキサスで生きていたのかもしれない。

 

 

出会いは「人」だけに限らない。

 

ある人にとっては「言葉」だったり、また、別の人にとっては「仕事」だったりする。

それに出会うことに人生が変わるということが、世の中にはありえるのだということ。

 

 

 

残念ながら、私は未来を見通す目は持っていない。

 

目の前の数々の物事、事柄が、将来の私の人生にどのような意味を持つことになるのか、きっと今の私には分からない。

 

 

大切なのは、自分の周りを素直な目で見続ける目を持つことであり、そしてその数々の出会いを「一期一会」の思いを持って捉えるということなのかもしれない。

 

 

 

 

 

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