昨日は午後から買い物に外に出かけ、その帰りに駅前の市立図書館に寄った。
ただ、その日は本を返す予定もなかったし、本を借りる予定もなかった。時間もあるし、少し行ってみようといった感じだった。
図書館についたのは午後3時半過ぎ。
平日のその時間帯は主婦のような人もいたのだけど、やはり高齢者の人が多い。
図書館には雑誌コーナーと新聞コーナーがある。
そのコーナーの前に座席が10個くらい設けられていて、高齢者の人たちは新聞コーナーで新聞を取って、その座席に座って新聞を読んでいる人も多かった。
確かに、会社を定年退職して自由になる時間はたくさんあり、家で新聞を取っていない、そのような人にとっては図書館で新聞を読むというのはちょうどいい習慣なのかも知れない。
図書館であれば新聞コーナーに主要な新聞社の新聞は一通り揃っていたし、その隣の雑誌コーナーでも主要な雑誌は棚に並んでいた。
それまでの私は、図書館は本を借りる場所、と割り切って使用していたので、図書館の中で座って新聞や雑誌、本を読むということは無かった。
だけどFIRE生活に移行して自由になる時間はたくさんあるのも事実だった。
それに私自身も新聞をとっていない。
その点では、私にとっても、図書館で新聞を読むという習慣は十分に意味のある習慣になりえるのかも知れなかった。
試しに新聞コーナーの前に行ってみる。
多くの新聞紙は持ち出されていたが、朝日新聞の朝刊が置かれていた。その新聞を手に取り、座席の一つに座る。そして新聞を開いて読んだ。
まだ実家にいた頃は、実家でも新聞を取っていたので毎日朝に新聞を読むということが習慣だった。
だけど実家を出て以来、新聞というものをとったことがない。
新聞を読むのも久し振りだった。
新聞を読むことで世の中のことを網羅的に知ることができるし、ちょっとした特集記事で、新しい知見を得ることもできる。
それが無料でできるのだとしたら、「図書館で新聞を読む」というのも十分に価値のある習慣になりえるのかも知れない。
そのようなことを考えながら、午後4時半にその図書館をあとにした。