色々とあって、8月23日、24日とひどく精神的に落ちた状態で過ごしていた。
午前中は何とか自分の中で設定したスケジュールに沿って過ごしていても、昼食を食べて午後になると、私のこれからの人生における不安などが頭を占領して、もう冷静に物事を考えることができなくなった。
とりあえず目の前の現実を見たくなかった。
現実逃避と言われてもいいから、その現実から目を逸らしたかった。
会社員時代にも、このような精神的な落ち込みに度々襲われていた。
その当時は、原因はほぼ会社のことだった。自分に向いていない場所で、自分を殺すようにして過ごすことに心の底からうんざりしていたし、その会社の中で何か嫌な出来事があったりすると、それを引きずることも多かった。
そのような時に、どのようにして気持ちを持ち直すのか。
私の場合は、とりあえず徹底的に現実逃避を行う。
ひたすら動画を見て、そしてひたすらテレビを見るのだ。
少しでも気が紛れるものを、それこそ1日中見ることも多かった。そのように現実から逃避する期間というものを設けることによって、逆に冷静になることができた。
「こんなにも現実から逃げていたのだから、そろそろ現実に戻ろうかな」
そのような気持ちが心の片隅で生まれるのだ。
そして次に、できる範囲で、簡単なタスクをこなしていく。
それは少しでも自分や自分の生活にとってプラスとなるタスクを選ぶ。
例えば、部屋を片付けるでもいいし、外を散歩するでもいいし、近所のスーパーに買い物に行くでも良い。
そのような「簡単なタスク」を少しずつこなしていくことによって、自分をコントロールしている感覚を取り戻していく。
基本的にはこのような流れで、精神的な落ち込みから立ち直ることが多かった。
8月23日、24日の精神的な落ち込みについても、同じような方法を試していて、昨日辺りからようやく自分を律することができる状態を取り戻せてきている。